大阪弁文化
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大阪弁文化
Vシネマの面白さ
今Vシネマがブームになっているとか。
そもそも
Vはvideo(ビデオ)の頭文字》東映が平成元年(1989)に発売を開始したオリジナルビデオ映画。 映画館公開のためではなく、最初からビデオとして発売したり、レンタル店に配給したりするために作った映画作品。 商標名。
その中で関西特に大阪が舞台になっているストーリーが多いので劇中100%近くのセリフが大阪弁である。だから関東出身の役者は大阪弁のイントネーションにとても苦労している。
大阪弁独特のイントネーションの上げ下げ。私などは大阪生まれの大阪育ちだから会話に困ったことはないが、たまにVシネを見ていてセリフに吹き出すことがある。
「ちょっと今のなまってるよ」とツッコミを入れる。
詳しくは知らないが言語学的にイントネーションについては四国九州の人などは大阪弁を使い安いのではないか。
方言は別として。スッと入れるのでは。
ミナミの帝王で人気を博した竹内力氏。Wikipediaによれば九州の大分県出身とのこと。大阪弁のセリフには困ったことがない気がします。
佐賀県出身の白竜氏も自然だ。
小沢氏兄弟、本宮氏、山口氏はちょっと苦労しているみたいな。あくまで主観です。
お3人とも東京都御出身。
引き続きVシネの話題で恐縮ですが、
「新野望の軍団」シリーズ
昭和30年代前半の時代背景。
遊びではパチンコが大ブームの時代。
企業では高卒、特に中卒の男子が「金の卵」として持て囃された高度成長期。現在では70代の年齢の方々ですね。
舞台に京橋という地名が出てくる。JR環状線大阪駅から3つ目の駅で先の駅鶴橋と共に大阪では有名な歓楽街である。昭和30.40年代ならかなり賑わった街で夕方ともなればパチンコ屋と飲み屋が大繁盛していた。
主人公の新暴力団会長役の俳優の大阪弁は上手ですね。すっかりはまっている。Vシネマ俳優も彼に大阪弁をコーチしてもらったら良いかもと思います。
やはり大阪市出身でしたね。早稲田に入学した後俳優の道へ。
私的には今1番注目している役者です。
名前は波岡 一喜氏。新 野望の軍団の会長役。
2011年制作とは驚きました。
Vシネマがブームになる以前ですね。
何でもそうみたいですが、忘れた頃にブームはやってくる。
スタートとブームにはタイムラグがある。
仕掛け人もいるかもしれないがお酒の発酵期間みたいなものでしょうか。
Vシネマにはバイオレンス的怒りやストレス解消要素がある気がします。
このシリーズは女性が全く出てこない。ちょっとユニークな筋書き。